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ギターの時間

第5回:二代目つじ田
食べた〜い!度数★★★★★
完成度 つけ麺が有名な二代目つじ田。
僕はつけ麺も大好きで、つけ麺がメインの店にもよく行くが、
ここのつけ麺の完成度はその中でも群を抜いている。
まずは麺の3分の1をそのまま食べ、
それから全体にトッピングのすだちを振りかける。
それだけで違う食べ物のように風味が変わり、
さらに3分の1を食する。
残りの3分の1には備え付けの黒七味を振って頂く。
残ったつけだれはスープ割りをして頂くが、
このスープがまた素晴らしいのだ。
次はこのスープをもっと味わうために絶対にラーメンを頼む ぞ!
と思って店を後にする。
しかし、次に店にはいると、
なぜかまたつけ麺を注文してしまうのだ。
しかし、とうとう自分の慣習を破りましたぞ!
注文しました、ラーメン。


ドイツ風? 動物系(トンコツ、鶏ガラ)と魚介系のだしを併せた、
いわゆるダブルスープはいささかどろりとした舌触りだが、
ほんとうにどろどろしてるわけではない。
そして口に含むと
まず最初に動物系の重みのある風味がずっしりきて、
やがてその周りから
魚介系のだしの風味がふんわりと被さってくる感じ。
う〜ん、こういうたとえはいいのか悪いのか・・・。
カラヤンとか朝比奈隆などでみられる、
オーケストラを構築する時にまずベースから固めていくような、
古き良きドイツ風の重厚な響きのイメージ。
で、ヴァイオリンなどの弦楽器をその上に配置していく。
この両者が上手く融合し、
分離しないで聞かせる手腕が問われるのだ が、
これはまさにつじ田のラーメンにも当てはまる。
いやいや素晴らしいです。
麺は中太ストレートで、つけ麺と同じ仕様。
僕好みのちょい硬めなゆでかたも良いが、
スープのからみが非常によい。よく考えられてます。

世のラーメン通(マニア)みたいに、
しょっちゅうラーメン屋に行けるわけでは ないので、
ラーメンとの出会いにとても心を砕く昨今
(しかも首を傾げることの多い昨今)。
こういう幸せな気分にさせてくれるラーメンとの出会いが、
日々の活力になってます。
(続く)
jibunshi
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Yosshy プロフィール

音楽産業の片隅で細々と生息する、2人の作曲家が垂れ流す駄文コーナーめんたい日和~久-Pisacco-隆信&Yosshy Hの脱力スペース の出張スペースです。
ライブ情報、出版情報などをお知らせしている「めんたい日和」とは別に、ここではラーメン情報に特化してレポートします。
お便り、直もお受けしています。
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